南向き6帖の洋間より

カテゴリ:本の部屋( 7 )

最後のポッター貧乏

「ハリー・ポッターと死の秘宝」を読みました。
しかし…、給料日前(7/23発売)に3990円の本を買うのは辛いっすよ。
前作の 「謎のプリンス」 の発売も納税月だった故に、資金繰りに悩みました。
もういい大人なのですが、あの価格はお財布に厳しいですよ、ホント。
…って、よく考えたら児童書なんですよね、これって。
大人の都合なんて考えちゃいないってば(笑)

「謎のプリンス」の後半に引き続き、どよ〜んとした空気のまま話が始まっていました。
そして、最後の最後までダークでハードで…。
これって、本当に児童書ですか?(笑)
一体誰を信じてよいのやら、「お前が裏切り者か?」「あんたウソついてるやろ」と疑心暗鬼になってしまうのでした。

これにてハリー・ポッターシリーズが完結した訳ですが、寂しさ半分、全部読破した達成感もあります。
「指輪物語」もそうだったけど、ファンタジーは疲れる…。

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
J. K. ローリング / / 静山社
スコア選択: ★★★★★
[PR]
by mt-fanfare | 2008-08-01 11:42 | 本の部屋

お家にサーバー

ギズモードにこんなコラムが載っていていました。

マイクロソフトの絵本「ママ、なぜおうちにサーバーがあるの?」

あのマイクロソフトがスポンサーの絵本だそうです。
内容を読むと…、どうも「家庭にもサーバーを置いたらハッピーになれるよ」という、お子ちゃま向けの強引な絵本のようでした。
最後は『すてきなママとパパとサーバーがあるきみは、友だちがなんと言おうが気にしないよね?』と言う文章で終わってるし(これ、訳合ってるの?コラムの丸写しなんだけど…)
う〜ん、サーバーにそれほどの価値観があるものなんでしょうかね。
確かにサーバーがあると便利だけど、無くても他のディバイスを活用するので正直言って無用の長物。豚に真珠…は違うか。
マイクロソフトは子供に訴えてまで自分のサーバーを売りたいのでしょうか?そんなに焦んなくてもいいんじゃないでしょうかね。

この絵本を読んで「うちもサーバーを置いてよ」という子供がいるんだろうか?
そんな子がいたら、もっと他の絵本をたくさん読ませてあげて下さい(笑)
旦那は「ビールサーバーのことに違いない」と言っていました。
そっちの方がハッピーになれそう。
[PR]
by mt-fanfare | 2008-01-17 14:36 | 本の部屋

きょうてえ本

「速読」とまではいかないけれど、私は読む速度が結構早い。千円以上もする本を1日で読んでしまう。う〜ん、これはもったいない。
なので、最近は図書館で本を借りて読んでいる。

この前、岩井 志麻子著の『ぼっけえ、きょうてえ』を借りた。日本ホラー小説大賞と山本周五郎賞を受賞している作品だ。
発行が2002年の本なんだけど、ずっと読んでみたいと思っていた。
図書館に行って『ぼっけえ…』を探すのだけれど、一般書架のどこにも無かった。書庫にしまわれていたのだ。有名な本なのに、どうして?
司書のお姉さんに頼んで書庫から出してもらった。「これでいいですか?」と手渡された瞬間、『ぼっけえ…』はその表紙からおどろおどろしいものを発散していた。ひゃ〜…。
にやりと笑う女郎の日本画。美しく、妖しい。
おばけが大嫌いな主人に至っては、表紙から拒絶反応を示した。
「ぼっけえ、きょうてえ」とは「ものすごく、おそろしい」という岡山弁。作者である岩井 志麻子は岡山出身だそうな。口語調で書かれた文章は、オール岡山弁だ。
時は明治。岡山の遊郭で醜い女郎が寝つかれぬ客に「旦那さんほんまに寝られんようになる」と言いながらも、血と泥と愛憎にまみれた身の上話を聞かせるのだ。
文章には当時の「貧しさ」が溢れていて、その上恥辱や憎悪が追い打ちをかけて悲惨さをかき立てている。しかも、「きょうてえ」のはお化けでなく人間なんだなぁ、と実感できた。
読んでみて怖いのは怖かったけど、それ以上に書き手の上手さを実感でき、とても面白い作品だと思った。
ぼっけえ、きょうてえ
岩井 志麻子 / / 角川書店
スコア選択: ★★★★★
[PR]
by mt-fanfare | 2007-02-23 16:41 | 本の部屋

山のお供の本

当たり前だけど、山は天気が悪いと行動できない。そのためにいつも文庫本を持って行く。今回の山行も本を一冊お供させた。
『ビルマの竪琴』だ。
映画は見た事無いし、実際どんな話か知らなかったから、というのが選んだ理由。
「水島〜!一緒に日本に帰ろう!」と柵越しに呼びかける仲間の日本兵。悲しそうに目を背けるビルマ僧になった水島。テレビで映画を振り返る番組で流されるのは、決まってそのシーンばかりだ。その前後には、一体何があるのだろうか?
薬師岳があまりに早く帰ってこられたので、さっそく読んでみた。
これはなかなか読み進めやすい物語だった。すべて口語調で、一兵隊としての目線で話が進められていた。あとがきに書いてあったのだが、『ビルマの竪琴』は子供のための読み物だそうな。だから読みやすいのか。
びっくりしたのは、例の有名なシーンが話の真ん中辺りに出てきた事だ。後は、水島がビルマ僧になった経緯が書かれていた。その経緯が面白い。「水島兵の大冒険」とタイトルをつけるとぴったりかも。スリルと大逆転の冒険劇。思わず戦争を題材にした話だと言うことを忘れさせられる(ちゃかしているようで恐縮)。でも、やっぱり戦争。最後は切なく悲しい気持ちになってしまった。
この本は単に戦争が悲惨な事だけを伝えているのではない。人種的な観点からも、日本人の価値観の危うさを問われているような気がした。
大人も子供も読んでほしい一冊だ。
ビルマの竪琴
竹山 道雄 / 偕成社(読んだのは新潮社のなんだけど)
スコア選択: ****
[PR]
by mt-fanfare | 2006-08-20 15:30 | 本の部屋

ポッター貧乏

買ってしまった。『ハリーポッターと謎のプリンス』。
上下巻セットで3990円(税込)。貧乏人には厳しい値段だ。
この本を買うために、他の物を買うのを控えていた。今月は、大型連休や母の日、自動車税の納付など、やたらと出費がかさむ時期なのだ。どうせなら来月に出版してくれた方が、財布とにらめっこせずに済むのだが…。まぁ、誰もそんなことは考えていないか。

流行には流されたくない質なのだが、ハリー・ポッターだけは乗っかってしまった。本は以外と面白かったからだ。一応、小学校高学年用の読み物なのだけど、大人が読んでも十分楽しめる。装丁もきれい(これが高いのか?)。挿絵は読み手のイメージの邪魔にならない程度に描かれている。
ただし、私は本のファンであり、映画の方はそうでもない。一応、3作目の『アズカバンの囚人』までは見に行ったが、4作目の『炎のゴブレット』は見なかった。見に行かねば!という熱意が沸かなかった。

この本を買うために、早朝から書店に並んでいる人もいたようだ。(私はネットで予約した)そこまでの熱意はないが、とりあえず早く読みたい。時間を作りたいんだけど、そういう時に限って用事が立て込んでるんだな…。

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
J. K. ローリング J. K. Rowling 松岡 佑子 / 静山社
スコア選択: これから読む
[PR]
by mt-fanfare | 2006-05-18 11:44 | 本の部屋

久々の読書 その2

頭をクールダウンさせるべく、
『東京タワー』の次に読んだものは
『りはめより100倍恐ろしい』だ。
なんでも「第1回野生時代青春文学大賞」の大賞作品であり、
なんと全文にわたって携帯で書かれた小説だ。
17歳の書いた作品。面白そうだ。

この本を知ったのは新聞の広告(下の方にあるやつね)
そこには「口語調で書かれた…」とも書いてあり、
果たして、自分が高校生の口語調小説に
ついていけるのだろうかと心配になった。
というのも、いつも行くクライミングジムに来ている
若い子たち(と言っている時点で私はおばさん?)の
ブログをたま〜に見るのだが、書いてある内容が
若者言葉過ぎて解らないときがあるのだ。
雰囲気でなんとか解るものの、
世代間をひしひしと感じてしまう。

『りはめより…』も例外ではなかった。
やはり、ちょっと若い口語調に、最初は戸惑った。
でも、読み進めて行くうちに慣れてきた。
そして、以外に早く読み進められる。
面白い。さすが大賞を取っただけある。

青春文学と言うからには、
汗臭く、ほろ苦い若者の話かと思ったら、違った。
いじ「め」よりひどい、いじ「り」から逃れようと
必死にあがく主人公。と、その仲間たち。
いじりによって人間関係を支配していく構図。
陰湿で残酷な高校生活の裏側を見ているようだ。
本当にこんな事が今の学生生活にあるのだとしたら、
学生は卑劣で哀れでかわいそうだ。
昔のツッパリの方が断然、解りやすい。
青春には負の要素が大きいんだなとつくづく思った。

りはめより100倍恐ろしい
木堂 椎 / 角川書店
スコア選択: ★★★★




この本は、調子に乗って半日で読み終えてしまった。
あまりの早さに頭がヒートアップしてしまった。
クールダウンになってない!
[PR]
by mt-fanfare | 2006-03-13 15:55 | 本の部屋

久々の読書 その1

急に読書がしたくなった。
最近まで、仕事が忙しくて頭をフル回転させていたのに、
ふっと忙しさが終わってしまうと
脳みそが「えっ、もう終わり?」という
一種の燃え尽き状態になっていた。
ある意味、読書をすることで、
頭のクールダウンを図ろうとしているのだ。

早速書店に行って、読みたかった本を買った。
リリー・フランキー著の『東京タワー』だ。
前にNHK教育の「トップランナー」に
著者であるリリーさんが出ていたのを見て、
なんて面白い人だろう、と思ったのが購入のきっかけ。
購入数もその店では第2位だ。人気があるようだ。
きっと本の中身も笑いに満ちているのかと思いきや、
予想は裏切られた。
確かに笑えるし、面白かった。
でも、それ以上に泣かされてしまったのだ。

「トップランナー」でもこの本の内容について話はあった。
母親への思いを包み隠さず書いた(というような事)を
その時言われておられたが、
その通り、母親に対する愛情と、母親からの愛情が
本からは見て取るように伝わってきた。
「マザコンと言われるかも」とご本人はおっしゃっていたが、
そんなことはない。その「マザコン」とは別だと思う。

本の「帯」には、様々な人の感想が載せられていた。
中には、通勤中に「東京タワー」を読んで泣いてしまい、
会社に遅刻した会社員の感想もあった。
親元を離れて生活している男性には、特に
胸にぐっとくるものがあるかもしれない。
でも、感激して泣いてしまっても「マザコン」ではない。
一つの小説ととってみても、感情に訴えかけられるのは
当然の結果だと思われた。

だめだ。
感想を書くと、また泣いてしまいそうなので
この辺にしておこう。(;_;)

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー / 扶桑社
スコア選択: ★★★★★




あんなに本読んで泣いたのに、まだ物足りない。
その勢いで書店に行った。
手に取ったのは『りはめより100倍恐ろしい』だ。
つづく。
[PR]
by mt-fanfare | 2006-03-11 13:49 | 本の部屋



Vista Quest R2で撮った画像を載ったり、山のコアなネタだったり…(なお、クラフト系はFC2ブログに移転しました)そして、コメントは承認制…何かとゴメン
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
ブックマーク
南向き6帖の洋間から(fc2ブログ)
 ブログの引っ越し先です。主にクラフト系の記事ですが、山関係も掲載中
soulful-bigover
 公私共にアウトドアなお方
ポレポレ・ノート
 環境企画アヴュのブログ
きょろのひまわり日記 楽しいこと見ぃつけた
 きょろさんのブログ
いちごのまさみ農園
 いちご狩り、いちご摘みのまさみ農園さんのHP
「いちご一会」
 いちごびとさんのブログ
お気に入りブログ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧